低視程実験棟

各種交通機関において、霧などにより視界が悪い状態で各種情報を伝達する灯火類の視認性は安全確保上重要な問題です。特に、空港灯火の視認性は空港の運用/閉鎖に直結し、航空機運行の定期性等を確保する上でも重要です。

本実験棟では、粒径が天然の霧とほぼ同等の霧を発生させ、環境の明るさも広い範囲で任意に設定することができ、これを用いて霧中での視対象の見え方、灯火の最適な呈示技術、光の散乱特性などの実験・研究を行っています。