レーザ照射をイニシエーション手法として使用したPHEV用バッテリパックの熱連鎖試験の実施

高出力密度の局所加熱を特徴とするレーザ照射法は、、電気自動車用バッテリの熱連鎖試験に適した手法であると考えられる。この研究では、PHEV用バッテリパックの熱連鎖試験において、レーザ照射をイニシエーション手法として使用し、実際に試験が実施できることを示した。また、レーザ照射の利点の一つである隣接セルの加熱を最小限に抑え、ターゲットセルを熱暴走させるという特徴が、パックレベル試験でも維持されることが確認された。