軌道・車両境界領域等の状態監視技術に関する研究

主要な鉄道への運転状況記録装置及び運転士異常時列車停止装置搭載が義務付けられましたが、その記録データの有効活用を図ることが課題となっています。そこでこの研究では、インシデント等の解析ソフトウェアを開発し、列車運転安全性評価シミュレータにより、インシデント状況の分析及びその事象の防止方法を検討できるシステムを作成します。また、各種の記録装置データに対応する軌道・車両保守担当者及び運行管理者等を支援する手法を開発し、望ましい提示法を示すことを目標とします。

軌道車両境界領域の概念
各種センサとコンピュータを用いた可搬型プローブシステム