交通安全環境研究所は、このたび、オランダ応用科学研究機構 TNO
(NEDERLANDSE ORGANISATIE VOOR TOEGEPAST NATUURWETENSCHAPPELIJK ONDERZOEK)と、自動車の安全・環境等に関する研究についての協力を定めた覚書を締結しましたのでお知らせいたします。

　自動車の安全・環境基準の策定を支援する当研究所は、自動車の技術の高度化、自動車産業のグローバル化などを踏まえた国際的な基準調和などに適切に対応していく必要があります。このような状況から当研究所は、オランダにおける総合的な研究機関である TNO と、研究に関する情報交換等を定めた覚書の締結により、継続的な協力関係を構築することとしました。

　そのため、今般、令和５年（２０２３年）１０月３日に駐日オランダ王国大使館において独立行政法人自動車技術総合機構　理事（国際・研究担当）坂本と TNO の CEO　Tjark Tjin-A-Tsoi氏との間で、今後の協力のための意見交換を実施し、研究協力に関する覚書に調印を行いました。

　今後とも、当研究所としては、今般の協力・連携を踏まえながら試験研究等を通じて自動車の安全・環境等に貢献してまいります。

 　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜調印式の様子＞
（左から駐日オランダ王国大使館　臨時代理大使Theo Peters氏、TNO CEO Tjark Tjin-A-Tsoi氏、
当機構 理事　坂本、理事長　木村）