第2回ハイブリッド車等の静音性に関する対策検討委員会・体験会
当“第2回ハイブリッド車等の静音性に関する対策検討委員会・体験会”
当研究所(調布本所)で開催
8月5日(水)、当所調布本所において、国土交通省の第2回ハイブリッド車等の静音性に関する対策検討委員会及び体験会が開催されました。当日は、事前登録された視覚障害者の方々、委員、業界関係者等の方々約80名、また、報道関係者約25名が来場され、午後2時から、体験会プログラムについて、国土交通省自動車交通局技術安全部技術企画課国際業務室長より説明が行われた後、近くの構内の道路に移動して、一般車1台、ハイブリッド車3台、電気自動車1台を用いた体験会が実施されました。体験会では、各車が、停止・発進した時、また、低速走行(10km/h以下)や中速走行(25km/h程度)したときの走行音を体感し、車両の発進や接近に「気付く」かどうかを被験者の方々が手を挙げて示す方法により、調査が行われました。(写真1)
また、これまでに検討されてきたメロディ音、チャイム音、単音、疑似エンジン音の他、自動車メーカーで研究中の試作音を各車が発音した場合についても、同様の調査が行われました。
最後に、受容性試験として、3台のハイブリッド車等が、交差点で並んで停車している状態で、同時に、同じ音を発音した場合、車の内や周囲で、どのように聞こえるかについても調査が行われました。(写真2)
体験会終了後、本庁舎の大会議室に於いて、「第2回ハイブリッド車等の静音性に関する対策検討委員会(委員長鎌田実東京大学教授)」が、50名の傍聴者を迎えて、開催されました。本検討委員会の議事内容及び討議資料に関しては、国土交通省のホームページの下記URLをご参照ください。
関連サイト(リンク先:国土交通省ホームページ)
ハイブリッド車等の静音性に関する対策検討委員会