講演会 平成22年度

交通安全研究所講演会のご案内

独立行政法人交通安全環境研究所 理事長 大橋 徹郎

独立行政法人交通安全環境研究所

所長大橋 徹郎

謹啓 皆様方にはますますご清祥の段、お慶び申し上げます。
近年、交通規制の強化やエアバッグ等の装備をはじめとする自動車の安全性の向上によって交通事故による死者の数は平成4年に11451人を記録した後、平成21年には4914人に減少しました。政府は平成30年までに2500人以下を目標と定めましたが、これを達成するためには、更なる技術革新によって事故の防止を図ることが重要です。また、現在の自動車は、地球温暖化への対応、排出ガス低減など様々な要請にも対応するためコンピュータを使った電子制御化等が進み複雑高度化するほか、電気自動車やハイブリッド自動車のような新しい車両が普及しつつありますが、これらは一方では安全について、あらたな課題も提示しています。本講演会では、交通事故被害の一層の低減を目指した自動車の安全性について、最近の技術の動向をふまえつつ、当研究所が行っている取り組みについてご紹介したいと思っております。ご多忙のところまことに恐縮でございますが、万障お繰り合わせの上ご来場賜り、是非、忌憚のないご意見をいただきたくご案内申し上げます。また、お手数ながら、関係の方々にもご案内いただければ幸いであります。

タイムテーブル

講演時間講演内容
13:00~13:05 開会の挨拶交通安全環境研究所 所長 大橋 徹郎
13:05~13:40 招待講演1「自動車の安全を取り巻く話題と今後の技術の方向性」【講演者】埼玉工業大学教授、東京大学名誉教授 吉本 堅一
13:40~14:15 招待講演2「ドライバーから見た自動車と安全運転」【講演者】帝塚山大学教授 蓮花 一己
14:15~14:35 自動車の安全と交通安全環境研究所の取り組み【講演者】自動車安全研究領域 研究領域長 安藤 憲一
14:35~14:55 コーヒーブレイク
14:55~15:20 衝突安全のこれまでとこれから【講演者】 自動車安全研究領域 研究員 田中 良知
15:20~15:45 電気自動車・ハイブリッド車の安全性について【講演者】 自動車安全研究領域 上席研究員 伊藤 紳一郎
15:45~16:10 ドライバーを支援する予防安全システム【講演者】 自動車安全研究領域 上席研究員 森田 和元
16:10~16:35 大型車の車両火災の発生状況について【講演者】リコール技術検証部 部長 山崎 輝
16:35~16:45 総合質疑
16:45~16:50 閉会の挨拶交通安全環境研究所 理事 野田 明

アクセス

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