自動車燃料消費への影響要因分析に基づく消費抑制対策の効果予測法に関する研究

研究の目的と概要

地球温暖化防止に必要な自動車の省エネルギー対策は、低燃費車の導入・普及だけでは不十分で、交通流対策、物流の合理化、省エネルギー運転の励行など総合的な施策展開が必要です。ただ、各施策の具体的な効果予測を行う方法がないために、費用対効果の算定が難しい状況です。

本研究では、自動車省エネルギー施策の効果予測法を開発することを目的に、実走行実験、室内台上実験のデータから、燃料消費特性とその影響因子を解析し、これをもとに燃料消費抑制対策の効果予測に活用できる燃費予測シミュレーションプログラムを開発することを目指します。