令和３年２月１８日、一般社団法人日本冷凍空調設備工業連合会が主催する「第３８回優良省エネルギー設備顕彰」において、当研究所の「環境シャシダイナモ試験室（※１）に導入した「低温加湿システム（※２）」が優秀賞を受賞しました。

この顕彰は、冷凍空調設備の省エネルギー・環境保全を一層促進するため、優良事例を顕彰することで、省エネルギー技術の開発と普及に寄与することを主な目的としたものです。「低温加湿システム」は、独創的な省エネルギー技術及び手法から成り立つことから、新設設備部門において優秀賞を受賞しました。


（※１）環境シャシダイナモ試験室
　　　　ー７℃～３８℃の範囲で環境温度及び湿度を変化させ、自動車の電力消費率、燃料消費率及び排
　　　　出ガスを評価する自動車用試験室。

（※２）低温加湿システム
　　　　氷点下での温度精度を維持しつつ湿度を制御する技術を搭載した空調試験装置。株式会社ダイキ
　　　　ンプライドシステムズ及び株式会社明電舎との共同研究にて、その効果を幅広く評価。