交通安全環境研究所 National Traffic Safety and Environment Laboratory

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車載型NOxセンサの実用化とその利用技術に関する研究

研究期間

平成13年度~平成15年度

研究スタッフ

野田 明(チーム長)、山本 敏朗、佐藤 由雄、李 晟旭

研究の目的と概要

車両の排気管に直挿可能な小型NOxセンサの実用化を目指し、将来の利用技術として必要となる種々の技術課題を解決するため、民間企業と共同研究を行っている。またこの小型NOxセンサを自動車環境分野に応用するため、センサの検出信号をNOx吸蔵還元型触媒付きエンジンの還元剤投入の最適制御に利用する方法や、使用過程における三元触媒、NOx吸蔵触媒の劣化を車上で自己診断するOBD技術への適用、DMEエンジン、軽油ディーゼルエンジンのNOx制御での利用技術などを研究する。

期待される効果

信頼性の高い小型NOxセンサが実用化されれば、まずガソリン車やディーゼル車の排気NOxを低減するための制御システムへの応用が考えられる。また実走行中のNOxが簡便に計測できるようになり、自動車の路上走行におけるリアルワールドでのNOx汚染の実態が把握できるようになる。またNOxセンサを使って排出ガス浄化触媒(三元触媒装置、NOx触媒装置)の車上劣化診断(OBD)を確実に実行する道も開かれる。

このようにNOxセンサは、様々な分野で広く活用されることが期待できる要素技術である。