交通安全環境研究所 National Traffic Safety and Environment Laboratory

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急制動時のブレーキアシストの評価に関する研究

研究期間

平成18年度~平成20年度

研究スタッフ

廣瀬 敏也、 谷口 哲夫、 波多野 忠、 田中 信壽、 柳澤 治茂、 児島 亨、 田中 良知

研究の目的と概要

我が国における自動車交通事故被害は近年減少傾向にあるものの、被害を低減することが社会的な急務となっています。自動車における交通事故は最終的には走行する車両が施設、人、他の車両などと接触・衝突して被害を生みます。このときの車両の速度(衝突速度)を低下させることができれば被害を軽減することができます。緊急制動時に動作するブレーキアシストは急ブレーキ時にドライバが十分な、あるいは必要な力でブレーキペダルを踏み込めない場合にも自動的にブレーキ力を増加させるもので、現在多くのシステムが開発・実用化され、市場に出回っています。

本研究ではこれらのシステムについての制動実験、ドライブフィールの実験などを実施して、ブレーキアシストシステムの性能・機能の評価、一般ドライバへの受容性の検討などを行い、同システムに係る技術基準を検討するための知見を得ました。また、車両の運転の自動化を検討するために必要となる運転時のドライバの制動動作などに関する基礎資料を得ました。これはITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)における各種運転支援技術の検討のための資料となるほか、新システムに対するドライバ受容性や社会的受容性などを検討するための資料、政府が定める技術指針の策定のための資料として活用できます。