交通安全環境研究所 National Traffic Safety and Environment Laboratory

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衝突試験法と事故実態の関連に関する研究

研究期間

平成18年度~平成20年度

研究スタッフ

米澤 英樹、 松井 靖浩、 高木 俊介、 田中 良知、 細川 成之、 水野 幸治

研究の目的と概要

 現行の道路運送車両法保安基準による衝突試験方法は交通事故実態調査を基に試験条件が定められており、最も効果的な試験法となっていますが、すべての事故モードに対応した試験法にはなっていません。

 一方で、ほとんどの衝突試験法は試験方法の実施要領などが定められてから10年以上経過しており、試験法の見直しの議論が国際会議の場で行われています。
 そこで、本研究では現在の交通状況を考慮しつつ、現行法規衝突試験法(前面衝突、側面衝突)における試験条件と実際の交通事故における衝突条件との違いについて明らかにし、より乗員被害軽減に効果的な衝突試験法に関する検討を行いました。現行の衝突試験法に対する評価と今後実施すべき試験法についての技術的な知見を得ることができ、これによって交通事故死傷者数削減に有効かつ効果的な施策を行うことが可能となりました。

成人男性ダミー(法規等で使用)
小柄な成人女性ダミー

側面衝突試験(車対車の衝突事故を想定)の様子

ポール側面衝突試験(電柱などとの衝突事故を想定)の様子