交通システムの車両・設備に関わる安全性評価の標準化に関する研究

鉄道分野においても急速な国際化の流れの中で、国際規格に準拠した安全性評価が求められるようになってきています。またその要素として、人体影響が懸念される磁界等、各項目に関する測定・評価技術の標準化や国際調和が必要となっています。一方、軌道回路を用いない無線式列車制御システム(CBTC)や、画像解析等を応用した安全性向上等の新技術も開発されていますが、具体的な評価手法は定まっていません。このため、客観的、論理的で国際的にも通用する、標準的な安全性関連の測定および評価の手法を確立することが必要とされています。

軌道回路を用いない無線式列車制御システム(CBTC)
電車内の磁界測定方法を検討