交通安全環境研究所 National Traffic Safety and Environment Laboratory

次世代低公害車開発・実用化促進プロジェクト
スーパークリーンディーゼル(SCD)エンジン

研究期間

平成20年度~平成22年度(3カ年)

研究スタッフ

鈴木 央一(チーム長)、石井 素、川野 大輔

研究の背景及び目的

環境負荷の低い、いわゆる地球に優しいディーゼル車の実現に向けて、2009年に排出ガス規制強化が行われる他、2015年には燃費基準の達成が求められ、さらにその前後にはNOx排出を中心にもう1ランク強化した規制も予定されています。SCDエンジンは、将来にわたるあらゆる規制をクリアする低排出ガスレベルと、2015年燃費基準から10%以上の燃費・CO2改善を目指した研究開発を行っています。

研究の概要と期待される成果など

平成19年度までに排出ガス削減に向けた研究開発は一段落し、その性能を維持しつつ燃費向上を行うための研究にシフトしています。そのために、要素技術の見直し,ターボ過給とEGRのバランスや、後処理装置の制御などのさらなる向上を進めています。SCDエンジンの排出ガスは、黒いすすなどがほぼゼロなのはもちろんのこと、実走行と等価な試験でNOx排出が平均3ppmであるなど、排気管から出た時点で既に人体に有害でないレベルまで浄化されています。そこに低燃費・低CO2化技術を盛り込むことで、究極ともいえる低環境負荷ディーゼルエンジンを規制などに先駆けて実現します。

スーパークリーンディーゼルエンジン