交通安全環境研究所 National Traffic Safety and Environment Laboratory

シリーズハイブリッドバス

ハイブリッド自動車とは、内燃機関と電気モータ等、2種類の動力源を組み合わせて用いる自動車である。異なる動力源をそれぞれの適性に応じて使い分け、また、減速時のエネルギーを回生できることから、排出ガスや燃料消費効率を大幅に改善できる可能性がある。シリーズハイブリッド方式は内燃機関を発電のみに用い、車両の走行は電気モータにより行う方式であり、排出ガスや効率の面から最適な条件に限定して内燃機関を運転できる利点がある。

本プロジェクトでは、予混合気化を促進した新燃焼エンジンシステムとシリーズハイブリッドシステムを組み合わせ、エンジンを発電専用としてワンポイント(一定回転、一定負荷運転)に近い運転とすることにより、従来ディーゼルエンジンでは達成困難なレベルの低排出ガス化を図るとともに、高効率電動補機駆動システムや高性能リチウムイオン電池を組み合わせたハイブリッドシステムを開発し、低燃費化、低排出ガス化を実現した。

試作するシリーズハイブリッドバスの構成(78人乗り)